回想法の「あるある探し」「時系列の整合」「言語化」を、「時間軸」と「仮想空間」で表現するモーショングラフィックス「デジタル紙芝居フォトムービー」で映像回想する実践研究を行っている。
前田式映像回想法は、「こだま(やまびこ)型映像回想法」で、まず、自分からのアクションから始まる。このアクションのキーワードは「関わり」と「なりきり」、そして「自問自答」である。
こだま、やまびこは、自分が何も発しなければ、何も帰ってこない。
このイメージで、まず、自分に関わりのある映像空間に自ら飛び込むのである。
そして、その時間軸と仮想空間の中で、自らの視点、目線で、回想、即ち、「あるある探し」+「時系列の整合」+「言語化」=「想い巡る」=「自問自答」を行う。
この映像回想法の習慣が、認知症予防、ボケ防止の習慣、うつの改善やメンタルトレーニングに効果をもたらす。
デジタル紙芝居は、単に電子データ化された紙芝居ではない。
従来の紙媒体では不可能な映像表現「語る・伝える・残す」を、「回想法を取り入れたデジタル手法とツール」で自由自在に映像表現し、ストーリー化、そして可視化する「ITコンテンツ」「デジタルコンテンツ」である。
この映像回想法に特化したモーショングラフィックス・デジタル紙芝居の活用は、自己表現力と伝達力を飛躍的に向上させ、様々な双方向性のコミュニケーション、レクリエーション、プレゼンテーション、学習(レミニセンス)を展開し、福祉、教育、観光、PR、メンタルトレーニング等に活用する事が出来る。
素材のデジタル、アナログまたPCのスキル等は問わない。
自分らしい、楽しい記憶や思い出を「記憶のバックアップディスク」、「こころのリカバリーディスク」として、デジタル紙芝居でたくさん作っておこう!
どんな時にも、「自分らしく」の「記憶とこころの復元ポイント」を、デジタル紙芝居で作っておきましょう!
そして、語ろう!伝えよう!残そう!
「自分らしく」自分が生きる証、生きた証だ!
前田勝彦
1953年、福井県出身。
デジタル映像制作及び編集技術と、2D&3DCADを駆使して考案したデジタル紙芝居の手法とツールで、独自の映像回想法「前田式映像回想法」を研究、実践。
デジタル紙芝居映像回想研究所を主宰し、デジタル紙芝居制作アトリエ、デジタル紙芝居制作指導教室、デジタル紙芝居を活用した映像回想レクリエーションのパフォーマンス研究会等を行っている。
デジタル紙芝居クリエイター、心療回想士、測量士、他技術系国家資格多数
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